★7.6 大阪黒色救援会声明

release_all_protesters080812 7月6日(月)15時過ぎ、大阪地裁において溢れる傍聴行動参加者が見守る中、またしても許しがたい判決が下った。昨年、大阪・釜ヶ崎の日雇い労働者に対する国営暴力団=西成警察署による執拗な暴行に怒りの声をあげ激しく闘われた6月13日から5日間に渡る釜ヶ崎6月抵抗闘争。14日に逮捕された日雇い労働者の一人・早瀬博さんに対して、機動隊の盾をゆすっただけで「懲役8月執行猶予3年」という未決勾留期間すら考慮に入れず重刑をかけてきた。これが「情状酌量」というのだからお話にならない。
早瀬さんは西成署内でボコボコにされ「自白調書」にサインさせられたが、私撰弁護士・中道弁護士の尽力と多くの仲間たちの応援の下、「警察による被疑者への暴力は私だけの問題ではなく、以前も今後も起こり得る問題」であるとして、「徹底的に闘う」として、一年間の長きに渡り、取調室などでの警察の暴行を自らの体験をもとに負傷痕など具体的証拠を提示し、法廷で明らかにしてきた。
にも関わらず、警察・検察・裁判所という司法権力は警察による暴行を一切隠蔽した判決で応えた。
どこまでもやつら国家権力はそれに抗う者たちを抑え込み、不義不道を公然とやってのける。
だが我々は被弾圧者を最後まで守り、獄中にある同志・山元書記長や出獄者、執行猶予の仲間たちと共にさらなる闘いを準備するだろう。
また、抵抗闘争の最中で立ち上がる労働者の怒りの火消し役にまわった多くのマルクス主義活動家の軟弱な体質、狼狽ぶり、活動家を称するなら基本中の基本である救援活動を放棄していった事実を、この不義を忘れてはならない。
我々はこれらを教訓化し、さらなる飛躍を目指すだろう。(大阪・黒色救援会)kyuuen080812es

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